『シシリアン・ゴースト・ストーリー』『シュガー・ラッシュ:オンライン』

上半期は久々に１００タイトル超えちゃうかものペースで観ていた映画ですが下半期はペースダウン、１１月は３本、今月に至っては２本という体たらくで結果、年間８２タイトルにとどまりました。ついでに今年のワーストはもう振り返るまでもなく、妻が必ず死んだふりのやつで決まりです。ふんづけてやる！


シシリアン・ゴースト・ストーリー

SICILIAN GHOST STORY
▼１９９３年、シチリアで実際に起きた誘拐事件から紡いだ少年少女の美しくも切ない幻想的なラブストーリー
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度：人人ノ
●観て思ったこととか。
なかなか怖くてドキドキして観た。この映画だけでは事件の背景がイマイチわかりづらいし、少年の家族がその間、どういう行動を取ったのかとかもわからないので、事件のことについて詳しく知りたい、っていう目線で見るのであれば、現実逃避していないけれども、しているので、そこはもやっとするんだろうけど、真実のみで作られてたらかなりキツイ内容になってただろうなと思う。この映画をこの少年に捧げる、って最後に出るんだけど、事件のことを再現した完全ドラマではなくて、こういう作りにしたのはある種正解だったかなと思う。こういう見せ方にすることで少年も報われるというか救われるというか。。それまでボカしてるけど、でも最後の最後で惨いので、こうでもしないと報われないというか。あと、悟空のフィギュアが出てくるけど、ドラゴンボールの公開に合わせてこの映画も日本公開されたんだなと思ってしまいますね全然偶然だろうけど。


シュガー・ラッシュ:オンライン

RALPH BREAKS THE INTERNET: WRECK-IT RALPH 2
▼ディズニーがネットの裏側の世界を描く！
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度：人人人人ノ
●観て思ったこととか。
ディズニーって自分のイメージ的には原作を壊すようなブッとんだ感じのことはやらないっていうのがあったんだけど、でもこれはその度を越えた、やり過ぎ感が面白い。ストーリーの展開は安直だけど、それをうまいこと誤魔化せている。とはいっても声に出して笑うタイプのものでもないのだけど。それと実在のサイト名がバンバン出てくるのはやっぱりイイ。邦画だとなかなかそうはいかないから。エンドロール後のおまけも凝ってて良き。