突如、東映の海みたいな海が見えて怖くなった。

ちょうちょの絵が描かれた、聴力に問題があるかた向けのステッカーがあるじゃないですか、クルマの。

あれをクルマの後ろに２枚貼っているクルマが僕の前を走っていたのですが、なんか危うげな動きを繰り返すから、もしかしてそのちょうちょは、

ちょうのようにまい、はちのようにさす！？

みたいな、

　たべるまえにのむ！

みたいな感じっていうんですか？そういう売り文句のヒトが昔いたみたいじゃないですか、そういう意味なのかなと思ったんですよね。

話がそれましたね。

いや、なんていうか、車椅子のステッカーとか、あとあの、宗教みたいな数珠みたいなまがたまみたいな絵のやつとかを、前に１枚と、後ろには２枚以上、ぽっけのなかのビスケットのうたみたいな感じで不必要に貼ってるクルマってたまに見かけるんですが、バカっぽくてたまらないというか、そういうクルマって、こぞって運転が怖いというか、なんていうんだろ、

さんせいのはんたいなのだ！

みたいな意味なのかなと考えたりとかしたんですよ、役目が帳消しというのかしら。
お守りステッカーを貼ってるドライバーは、お守りステッカーに助けられている、どんな運転をしてもお守りに助けられるであろうと考えている、お守り任せにして乗っている節があるのではないかということを以前書きましたが、自爆してそれをきっかけにクルマを乗ることをやめ、周囲に安心させるということもあるのではないか、そんなお守りもあるのではないか、僕はそう思えるようになってきましたし、お守りをつけていたのに事故してしまってお守りの効力がないではないかと思われてしまうかもしれない、けれどそうではない、そういう、お守りのことをおもんぱかれるようになってきましたよね。

…。



たべるまえにのむ！