SSブログ

今度こそ31のあたたか~いやつ食べたいけどひとりで入って食べる勇気ない。 [思想(仮)]

新聞を読んでたら、

亡くなった身内の携帯を解約したらガッツリ解約手数料を取られ20年近くも契約していたのに最後にこの仕打ち

っていう手紙が紹介されていて、もしそうなのならば、確かにそれってどうなのよと思ったわけですよ。というかこの時代、よほどオープンな家族じゃないと、その預かり知らぬところで絶対何かしらは死んでからも引き落とされ続けたりとか督促状が届いたりとかする気がしますし、借金なんかよりはマシだけれど、なんかそういうのを考えるとユウウツになりますよね。気が滅入るうえに手続きだってきっと煩わしいし。待たされるだろうし。

それで、最初の話に少し戻りますけれどそこで考えたのですが、携帯っていまなら誰でも持っている時代なので、たとえば、ユーザーが設定した一定の期間、たとえば2週間とか1ヶ月とか、その携帯を動かさなかったら携帯側でユーザーが死んだと見なして自動的に解約してくれる、

ユーザー死亡検知自動解約追悼追伸黙祷サービス

ができればいいんじゃないかと思うんですよ。
それならば知らずにずっと引き落とされることもなくなるし、まずはそこからくらいじゃないかなと。

携帯側からすると、しばらく構ってくれないし、でも視界も狭いからそんなに見渡せないし、だんだん焦ってきて、最終的にそのリミットが来たら、

し、死んでる…?!

ってなって解約されてしまうからあたふた動揺してライトを点滅させてみたり、ブーブーとアラームを鳴らしたり迷惑メールを大量送信して気を引こうとモーションかけたりして孤軍奮闘するんですけれど、ユーザーの反応がないので最後は線香の匂いに似た煙を出して自動的に黙祷するんです。

健気ですよね。