最近駅とかで急に立ち止まるヒトが増えている気がするのでそれなりに死んでほしい。

あれはそう、学生が夏休みのある日、いつものかき氷店に並んでいたら、僕の後ろにその会話の内容から察すると男子高校生が二人、並んだんですよ。普段は中高生は見かけないのですがさすがに夏休み中、ガキどもがラジオ体操帰りとかに大挙して並ばれたらひとたまりもないですよ！…。それで大学をどこにするかとかいう話以外に、断片的に聞こえてきた会話の端々が、

お母さんが

とか、

犬が怖い

とか、

セミ怖い

とかだったので、

　　　　　　　　　あ、かわいい。

と、思いました。どうやら近所に住んでいるらしく、格好もTシャツに短パンジャージとかだし髪もさっぱりしてるしこれが都会のかき氷店だったらば見られなさそうな少年ぽさというか。

で、母親のことをお母さん呼びっていうのがまずかわいいし、ちなみに僕は名前で呼んでますけど、セミが怖いのは同意なのでつまり僕もかわいいということになるかと思うのですが、いや、ならないのですが、散歩中の犬が何度かこっち側に急接近してきて去っていったあとで、

声あげそうになった…。

と、呟いてたのもかわいかったです。

ただその男子高校生二人の後ろに並んだババアが終始持っていた雑誌で鼻を覆っていたのでババアになったら男子高校生の匂いを嗅げる機会なんてそうそうないのに、この、罰当たりが！！と思いましたねどんな話ですかこれ。