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『溺れるナイフ』『誰のせいでもない』『ミュージアム』『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『母の残像』 [映画(仮)]

a01.jpg溺れるナイフ
▼一生ぶん、恋をした。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人
●観て思ったこととか。
失敗した…、自分以外客全員オンナだ!(30人程度中)といういつぞやの韓国映画以来の出来事に遭遇。そうですよね、少女マンガが原作なんですよね、どうりでね。ところで、原作読んだことないけど、なにかを揶揄したタイトルとかなのかと思ったら最後、内容がタイトルのまんまだったという。ストーリー展開も確かに少女マンガ的なイメージ。さて、思うところはどういうことかというと、主要キャストは演技がすごく良かった、なんだけど、いかんせん、脚本なのか演出なのかが稚拙というか、特に終盤が酷かった。いや、そもそも全体的に個人的にはグレーなラインを行き来していたけれど、終盤で、ど、どうした?っていう感じ。キャストが報われない。音楽多用なのもダメ。『ちはやふる』でも触れたけれどやっぱりあの女優、金子ノブアキに似てるわ。妹とかだわ。きっと。でも『君の名は。』では金子ノブアキには似ていなかったから声は似てなくて顔だけが似てるってことですよ当たり前ですけれど。ところで菅田将暉のキャラは序盤「トトロ」のカンタっぽいなぁと思いました。そうですよね、マンガが原作だからですよね!(違う)。


誰のせいでもない
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EVERY THING WILL BE FINE
▼すべては雪の日に始まった。巨匠ヴィム・ヴェンダースが描く、揺れ動く感情のランドスケープ。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人
●観て思ったこととか。
予告未見のタイトル買い。こんな映画なのになぜか3D版も上映されているけれどこれまで3D映画のどれにも映像的に満足したことがないので2Dで鑑賞。けど逆に興味はそそられたけどな、こんな映画なのに3Dっていうのは。見なかったけど。ストーリーは、、そうだな、なんか、ああ、実際こういうのありそうな話だな、と思って観てました。若干睡魔。なにかが起こりそうな雰囲気を醸してるんだけど、基本的にその、なにか、は、起きない。なので睡魔。だから、そういうとこも含めて、ああ、実際こういうのありそうだな、ってこと。ラストシーンは自分でもよくわからないけれどちょっと感動。


ミュージアムa04.jpg
▼あなたは、最悪のラストを期待する
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人
●観て思ったこととか。
予告を何度も見かけてて、グロそうだなでも面白そうだなでもグロそうだなと思ってて実際見てみたら、思ってたほどのグロさはなかった。スクリーンから目を背けることもなかったし。ただ、グロいのとエグイのは間違いない。この展開はよくある映画的展開(応援呼ばずにひとりで犯人の家に行ってピンチになるとか、無職の犯罪者だけど家が金持ちで犯罪にうってつけの地下室アリとか)ではあるけれど、でも最後の最後まである程度練ってあって、面白いとは思いました。もしかしてこれ、ストレートなバッドエンディングなのかな?と、ハンバーガーが出てきた時点で思ったけれど、日本のメジャー系な映画でそのテのバッドエンディングはないだろうなと思ってたら(自分が見てないだけであるのかもだけど)、そうじゃなかったので、やっぱりそういうとこは日本映画だなと思いました。けど配給会社がワーナーだからそれもあり得たのかな、どうだろ。。なんだろな、これ、『タイヨウのうた』の凶悪犯罪者版ていう感じ。妻夫木聡の演技がやっぱスゴイ。ただしなぜにあんなに強いのかがよくわからなかったかな、病気なのに。



ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
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FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FINE THEM
▼今度の魔法は、もっとすごい。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人
●観て思ったこととか。
普通に面白かったというか楽しめた。自分がいまニヤニヤしながら見てるのがわかった。ところどころ予定調和というか、そこ端折ったか、みたいな、腑に落ちない部分もあったけれども、安心感というか安定感というか。どうせハリポタみたく次作からダークになっていくのだろうけれど。魔法動物は全般にグロかった。キャストでいうと、コリン・ファレルはどうだろうかなぁ、相変わらずなんかいつも情けない表情してるなぁと思いました。というかこのコリン・ファレルからのあのキャストへのチェンジは結構なサプライズだったかと。あのヒト出てくるのは予告編でも出てきてなかったし。次作以降、ラドクリフとか出てきそう。ハリポタの大人版と考えるとすると、やっぱなんか、中二病みたいな呪文の名前は出てこなかったけれども、それはそれでいいかなというかそこはどうでもいいか。音楽でたまに『SAW』のテーマ曲みたいな曲が流れるので『SAW』を思い出しながら見てましたそれもどうでもいいか。そういえばメインの顔で終わるのではなく、あのおっさんの顔でラストカットというのはなんかある種斬新だなと思いました。


母の残像
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LOUDER THAN BOMBS
▼誰も知らない、もう一人のあなた
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人ノ
●観て思ったこととか。
予告を見かけて面白そうだなと思ったんだけど、見てみたらやや睡魔。それはさておき。邦題からすると想像つかないというか、ビターな青春映画ともいえるかと。というか原題がイイ。先に原題を知ってたら確実に原題買いしてた。この弟、確かに学校で銃乱射しがちな顔だし、経験の浅さから悪女にたぶらかされて結果捨てられがちな顔だし、いじめられがちな顔をした弟だなと思ったけど、そういう展開にはならなかったのでそれを覆されました。友達いないがちな顔でもあったけど、やっぱりいない!と、思ったら、いたし。しがち、で判断するのはいけないなと思いましたね。ええ。映像はキレイ。