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『湯を沸かすほどの熱い愛』『NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム』『ザ・コンサルタント』『ダークレイン』『僕と世界の方程式』 [映画(仮)]

a01.jpg湯を沸かすほどの熱い愛
▼最高の愛を込めて、葬ります。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人ノ
●観て思ったこととか。
良かった。というか結構序盤からなにかと重たい内容なので、この空気で2時間続くのだとしたら精神的にキツイかもと本当に思ったけど、各々の役者の演技でしっかり見てられました。感動。ただ残念なのは周りに注意されてたほどうるさいババアの客が多く、映画館でじっくり観るにはレイトショーとかババアが寝ている時間帯が狙い目かと思います。ストーリーもそこそこしっかりしてるなとは思う一方で、しっかりしているが故に、変な部分は群を抜いて際立つというか、子連れの旅のクルマにヒッチハイカーが絡んでくるとかちょっと現実的ではないかなということと、いちばんは最後の煙の演出が意味不明というかなんかわかったけども寒く感じたのが心残り。余計なことをした。あと、オダギリジョーはもうこの映画でのようなダメな役しか似合わない気がする。…あ、いちばん変だった部分は「牛乳です!」。あれは普通だったら言わないと思う。


NERVE/ナーヴ 世界で一番危険なゲーム
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NERVE
▼冴えない奥手女子が、一夜にしてネットセレブに!?刺激的でクセになる《危険なゲーム》が始まる…。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人ノ
●観て思ったこととか。
なんか、ダイハツのクルマの名前みたいなタイトルですよね自分クルマ興味ないですけど。見に行こうと思ってたら公開1週間も経たずして行こうと考えてたシャンテでの上映が終了、そのせいか新宿では売り切れるし、結果、交通の便で苦労して観てきましたさ。で、ストーリーというか、話自体は面白いと思いました。ただ残念なことに、結構ボロがあって、そんなに展開を焦って進めなくてもいいんじゃない?という生き急いだ感がすごくある。特に終盤も終盤、なにもかもうまいこと数分内で解決させ過ぎ。テンポで見せてる感もすごくあるのでどっちをとるかって話だけど、やっぱちょっと諸々残念な箇所が目立ったかなと。一番残念だったのは、なぜに警察がちゃんと取り合わないのかが説明されてないこと。それ以前にサイトのことをバラすなとかいうルールがあっても不特定多数の人間がスマホやらなんやらで視聴してるわけだし警察の目にも簡単に触れるだろうしバラすバラさない以前にそこそこ勝手に取り締まられそうなもんだけどなと。パトカーにチクりに行った時の警官の反応も、もしかしてゲーム側の人間なのかとか思ったけど結局どっちなのかイマイチわからなかったし。一晩で、ヒロインも親友と修復不可能なくらいの大ゲンカしておきながら10分も経たずして仲直りしてとああ忙しい。あの感じは意味不明。自爆型人間というか、若気の至りという簡単な言葉でまとめていいものかはわからないけれど、でも若気の至りだなぁと見ていて思う。そして娘も娘ならその母親もバカっぽいし。事前の内容の想像的に、大っぴらに誰かがムゴく死んだりとかってことはなかったので、そこは良かったと思う。ラストは、もしかしてまさか、群衆を説得して解決するのか?と、もしそうだったら興醒めな終わり方だなと思ったけれど、そうではなかったので良かった。映像は高所恐怖症にはたまらんシーンがいくつか。特にビル屋上のクレーンの先端に片手で掴まるシーン。あのスリルは『ザ・ウォーク』並みか、それ以上か。もしもIMAXでやってたらものっそい怖かったと思う。それと、この映画で何気に面白かったのは冒頭のMACの起動音。意外性というか、この音で始まるんだ、っていう。冒頭から成功している。


ザ・コンサルタント
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THE ACCOUNTANT
▼いくつもの顔を持つ新たなアンチヒーロー誕生!
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人
●観て思ったこととか。
ベン・アフレックのBといえばB級映画のBとして自分のなかでは有名ですが、これ面白かった。終盤に向かって次々と伏線を回収していく爽快感。出来過ぎと思うほどの展開だけど、とにかく爽快で痛快。スッキリ。


ダークレイン
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LOS PARECIDOS
▼雨に紛れてヤツらはきた
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人ノ
●観て思ったこととか。
時代設定に合わせて映像を白黒にしたのかな、カラーだったら結構グロい映像になってたと思うからそれは良かったと思う。かなりシュールな作品。しっちゃかめっちゃかで収拾不能、不気味でいてそして笑える。意味不明かもと思ったけれど、最終的に言わんとしていることはわかった。なんとなく自分の考えてることと似てるかも。後からジワジワくる。とは言え、まあ、、、アリかナシかでいくとナシ側だけど。


僕と世界の方程式
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X+Y
▼間違いなんか、どこにもない。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人ノ
●観て思ったこととか。
予告未見。この邦題はなんだか微妙かなぁと思うけれど観てみたらまま良かった。原題のほうがカッコイイけど。数学の件はまったく理解不能だけれども、ストーリーには集中。ただ、この邦題だからおそらくそうなりそうなのかなと思っていた、数学試験よりも恋愛、みたいな結末に持っていってしまったのはこのテの映画のベタな方向性で残念。あの中国人の娘はたぶん試験で主人公の気を逸らせて試験でのライバルを落とすための美人局だと疑っていましたがそういうわけではなかった。そうだ高校生だった。それと、男子に「タートルボーイ」というニックネームを付けるのはどうなのだろうかとヒヤヒヤ。車中でのラストカットにグッとキた。