うまく言えないんですけれど生活様式、ってなんかトイレの型みたいですよね。

たとえばなんですけれど、ジジイやババアって、映画なら時代劇、歌なら演歌、食べ物なら菜っ葉、とか、嗜好がもうジジイやババアじゃないですかクチ悪いですけれど。
で、僕も考えてみたところ、

映画だったら学生のころはパニックものとか好きで、いまも好きだけど、ヒューマンドラマも好んで見るようになったし（でも時代劇は全然興味ない）、音楽もポップス好きは変わらないけれど、そのアコースティックバージョンを演ってくれたら好きだし（でも演歌は全然興味ない）、食べ物も野菜嫌いだったけど、徐々に噛まないで丸飲みするまでなら我慢できるくらいにはなってきてるし（でも噛んだら汁がじゅわってなるとオエッてなるから菜っ葉は嫌い）、要は、一個のジャンルにとらわれないようになってきているというのか、視野が開けてきているというのかな、これが年老いるということなのかなーなんて思っています。野菜の丸飲みのくだりだけは違う気もしますけど。
で、映画の話について戻すと『ディープ・インパクト』って泣けるパニック映画っていうことで有名じゃないですか。僕も最初はパニック目当てで見たけれど結果として泣けもしたし、全体的に好みではあるんですよ、ただ時期的にやや被ってる『アルマゲドン』はシリアスとそうじゃないのの緩急あり過ぎて間延びしてて好きじゃないし、『タイタニック』にいたってはもう、いまでもそう思うんですけれど、早く沈むシーンにならないかな！長い！って思ってるので、そういう根本的なところは変わってないなとも思ってはいますよね。