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『クリード チャンプを継ぐ男』『ブリッジ・オブ・スパイ』『白鯨との闘い』『ザ・ウォーク』『エージェント・ウルトラ』『ピンクとグレー』 [映画(仮)]

今年に入ってから観た映画をこうして振り返っていると、オッサン臭い映画ばかりチョイスしているなぁと思いますね。もっとこう、観ているときのファッションで、パーカーが似合うような映画も観たいですよねわけわからないですけれど。


クリード チャンプを継ぐ男
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CREED
▼「ロッキー」新章、始まる。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:0人
●観て思ったこととか。
『ロッキー』シリーズってまともに見たことなくて、スタローンがエイドリアーーーンて叫ぶ映画というくらいの認識でしかないというか、「エイドリアーーーン!」て叫んだらカメラが引いて地球を映してタイトルカットが入って「映画ロッキー のび太のパラレル西遊記」みたいなことなのかなというか。この映画は予告編は何度か見かけてたけど全然知らないから、ロッキーの名前を騙った亜種映画というか、スピンオフとまではいかないような、スタローンが出てるボクシングの映画だけれども直接のロッキーとは繋がりのない映画なんだろうなって勝手に思い込んでたんだけど、しっかりロッキーのシリーズだったんですね。で、この映画は、その老いたロッキーがレストランを経営してるんだけど店の名前がエイドリアンズっていう名前なんですよ。これでもしエイドリアンが日本人だったらエイドリ庵ていう店名になったんだろうなぁと思うのね。


ブリッジ・オブ・スパイ
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BRIDGE OF SPIES
▼その橋を踏み外せば世界が終わる。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人
●観て思ったこととか。
難しそうな話かな眠くなりそうかな退屈な話かななどと思って観るつもりなかったけど観てみたら面白かった。とてもわかりやすいし。スピルバーグは安定してますね。前にも書いたけどトム・ハンクスは好きじゃないけど、この映画はあまりトム・ハンクス臭が出てなくて良かった。ずっとシリアスな展開なのかと思えばちょいちょい面白くて、個人的には偽家族の妻の「演技」が終わった後の顔と去りっぷりがツボでした。ソ連語は訳が出ないのでなに言ってるか全然わからないからそこが緊張感を煽りますね。面白かった。ラストはちょっと泣けた。にしても、解決後すぐに政府が「水面下で交渉に当たっていたのは~」って明かしていたのが意外。本人しか知らずにしばらくひっそりとしてるのかなと思ってたら。


白鯨との闘い
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IN THE HEART OF THE SEA
▼名著『白鯨』の、隠され続けてきた衝撃の実話。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人ノ
●観て思ったこととか。
『白鯨』っていう本は、映画『ディープ・インパクト』で、老人の宇宙飛行士がミッションで失明した若い飛行士にこの本を読み聞かせるっていうシーンがあって、それで知ったんだけど、読んだことないんだけど、そのシーンがなんか幼心にしみじみと感じて、なんかずっと覚えてたんですよね。で、この映画なのですが、これも見応えがありました。なんていうんですか、『タイタニック』の鯨漁船版ですよね、ジャンルはね。でも『タイタニック』より全然見応えがあるし、食糧もなくあてもなく遭難てなると、そういうことになるのか、っていう展開でしたし、間違ってもこれ観て海に旅に出ようとは思わないですね。ええ。鯨の体内に入るシーンはあの、体内に入ったところで、監督がティム・バートンだったらファンタジーになるんでしょうけれど、そういうわけではないですね。ええ。


ザ・ウォーク
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THE WALK
▼命綱なし 一生に一度の 狂った世界を楽しめ
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人人
●観て思ったこととか。
※IMAX3D版を鑑賞。
いまだったらこういうのはいろいろな意味でできないですよねこれそれ以前にそもそも物理的に絶対にできないし。綱渡りのシーンが吐きそうなくらい緊張、いやもうそれ以前のなんかよくわからないけど未完成?のゴミシュートみたいなののところに隠れてる辺りとかも吐きそう。嫌な汗出ました。綱渡りのシーン、もうドッキリドキドキみたいな感じで何度も行き来してたけど、実際当時はもっとやってたそうですね。アタマおかしい。思うと、完成して30年も経たないうちになくなっちゃったんですね、あのビルは。渡りきったとかいうことにではなく、最後はなんだかうっかり泣けた。


エージェント・ウルトラ
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AMERICAN ULTRA
▼コンビニバイトが覚醒?!実はCIAのNo.1エージェントだった!
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人ノ
●観て思ったこととか。
そこそこによく見かける、忘れかけていた能力目覚めた系設定の、よくありがちなアクション映画というのが観終えての感想。ジェシー・アイゼンバーグとか役者はいいんだけど残念。コミカルっぽいのかなと思ったらあんましコミカルにならず、そこそこにシリアスでどうも中途半端。つまらなくはないけど、かと言って可でもなく。


a06.jpgピンクとグレー
▼夢のような現実と、現実のような夢のはざまで君は突然、逝ってしまった―。
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人
●観て思ったこととか。
予告を何度か見かけて気になっててでも予定なかなか合わないから観ないかもと思ってたけど予定合ったから観ました。ところで冒頭で気づきましたが行定フィルムだったのかこれ。行定にあまりいい思い出がないのであまり期せずして観たところ、観終えてみての感想は、行定感。安定の行定感。忘れかけていた行定感。つまりよくわからない映画。内容はわかったけど、まとめて考えてみるとストーリーがわからないのじゃなくて、どういう映画なのかよくわからなかった。なのでそれ以外に触れることがあるとすれば、個人的に、夏帆ってしばらく見かけなかったけど、イメージが覆る役どころでこれにはびっくり。似てるけどこんな役演るイメージないし似てる新人の女優かなとか思って見てたらエンドロールでそうじゃないことがわかって、こういう役もできるようになったのかぁと感心。あと柳楽優弥はなぜだろうか見ていると笑ってしまう。このヒト年齢いくつかな、主演の子とタメっていうのは微妙に違う気がしたけど。ダダ星人ていうワードをものっっっそい久々に聞いて、思い出して、懐っ!と、思いました。体感的に時間長く感じたのでそんなところも安定の行定って感じ。あとジャニーズが絡むとここに載せる用の映画の画像が見つけ難くてムカつく。なんなのこの事務所古臭過ぎ!!ムキーッ!!