SSブログ

今年はもうこれ以上は暑くならないんじゃないかと期待している。 [思想(仮)]

電車で席に座ってて、その席が途中で一個でも空いたら、空いたならば、隣接して座ってた他人同士は離れて座ろうとするじゃないですか、特に端が空いた場合なんかは特に、たいていは。場合によっては誰もいなくなった向こう岸の席に移動したりするし。

あれが苦手、と、言うと違うけど、自分からは動かないというか、自分から動いたら、働いたら負けなような気がして嫌というか、なんかそんなジブンめんどくさい感じなんですよ。
確かに隣接して座ったヒトがヤバそうな方だったらば、お医者様はいらっしゃいますかに呼応したふりをしてさりげに席を立つような心構えは持ち合わせているのですが要はだから『クリーピー偽りの隣人』みたいな感じなんですよ観てないですけれど。だからなるべくはよほど空いてるか、よほど疲れているか以外のときには座らないように、最初から座らないようにしているのですが、なんか、なんだろな…、そういう心構えの一方で、自分の隣のヒトがズレて座ったりしたら、ちょっと傷付くというか気になるじゃないですか。席が空いたから、っていう一番の理由はわかるんですけれど、席を移動した理由をいまからお配りするアンケート用紙に御記入くださいみたいな感じなんですよ。だから、自分からズレることもするんだけど、逆にズレられたら気になる、みたいな。だから要は、自分がやられたら嫌だと思うことは他人にはしない、っていうことなんですよ。
で、その理屈に沿ってこないだ座ってたんですけれど、完全にすごく空いてきたのに端に座ってるぼくの隣に座ってるヒトが全然移動しなくて、なんかもうおでこに札が貼られているキョンシーみたいなヒトだなぁって思いましたよね。あのときは。

あのころは。