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『光をくれた人』『メッセージ』『パトリオット・デイ』『ちょっと今から仕事やめてくる』 [映画(仮)]

光をくれた人
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THE LIGHT BETWEEN OCEANS
▼この子を育てることは、過ちですか?この子を愛することは、罪ですか?
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人人
●観て思ったこととか。
前に二回ほど予告編を見かけてて気になってた一本。というか『ティッシュ会社の株価が上がるほど観客は泣くに違いない!』という海外のレビューが気になってたけどそれ言い過ぎというか予告おぼろげに見てただけだからティッシュ会社もストーリーに絡んでくるのかなぁと本気で思ってたらそういう意味ではなかった。他人の子供を育ててたことがバレた後も妻はその町で暮らしてるっていうのが不思議だったけど、この映画の舞台の時代はそう簡単に他の地に移住とかもできなかったのだろうなぁ。というかこの妻のイザベル…、酷いオンナ!と自分は思いながら観てたので、感情移入できなかった。自分が主犯なのに夫に罪被せてしかも自首した夫を「赦さない」とか言うんだから酷いオンナだよイザベルってオンナは。ギリギリでなんとかなるけど、終わり方は映画的ではなく、これが現実的なのかな、、と、思う。…平日の朝で僕含めて観客3人。


メッセージ
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ARRIVAL
▼ある日突然、巨大飛行体が地球に。その目的は不明―
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人人
●観て思ったこととか。
たぶん、きっと、モヤモヤした終わり方をする映画なのだろうなぁというのは観る前からなんとなく感じていたのだけれども、意外にも結構スッキリする終わり方だった。雰囲気、世界観、なかなか好きかも。もう一回観ようとは思わないけど。制作プロが多過ぎなのか、冒頭、それらの会社のロゴが連発してなかなか本編が始まらないのが面白い。哲学的な映画ですかな。『インターステラー』みたいな。音楽も良かった。このテの映画はエンドロール長いけど、これはエンドロールのスピードが早めで良かった。それもそこそこ重要。


パトリオット・デイ
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PATRIOTS DAY
▼最大の危機は、最大の奇跡を生む―
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人
●観て思ったこととか。
見応えあり。というか911もそうだけど、この事件も自作自演説があったことをいまさら知ったけど、それだけ僕が純粋だということがわかるエピソードのひとつですよね。…。事件や犯人の足取りも実際の防犯カメラの映像を多用してるので、なかなかにリアルに仕上がってる。なんの因果もないけれど、あの311のエピソードも実際のエピソードなのかな、全然関係ないのに気になった。現場検証のために8歳のこどもの遺体をずっと現場に置いたままにしておくとか、見ててやるせなかった。終わりかたはなんかちょっとくどいというか、、いや、かなり泣いたけど、、まとめかたがスピルバーグ版『宇宙戦争』の終わりかたのような。たぶんわかるヒトはわかってくれると思う。そういえば、ミシェル・モナハンて相変わらずずっとおばさんだな。


a01.jpgちょっと今から仕事やめてくる
▼すべての“働く人”が共感して泣いた、60万部突破のベストセラー小説が待望の映画化!
●エンドロール終わるまで周りのお客さん残ってた度:人人人人人
●観て思ったこととか。
何度も予告を見かけてたからか、幽霊ものの話だとばかり思いこんでいて、実際、ヤマモトが出てきてからの序盤は、周囲には見えてない風な感じの見せ方に見えたので、ああ、やっぱ幽霊なのかと思ってたら違った。見えてないというよりかはヤバいヤツとは目を合わせないという感じの見せ方だったのかも。なので幽霊ものではないという時点で話の内容的にも結構見応えがあって、あの予告から想像していたイメージと比べると割と相当まともな話だった。ただ、現実的な部分と非現実的な部分はどうしてもあるのかなと。会社とヤマモトとの遊びのシーンとのメリハリが効いててうまい見せ方だなとは思ったけど。実家でのシーンは不覚にも泣ける。終盤間延びした感じはあるけど、それは贅沢か。会社辞めるシーンはやや宗教チック。あれはある意味病んでいる。